2013年1月15日
一昨年から去年の秋までどうも体調が悪くて何をするのも気のりのしない状態が続きました。又、転倒することも多くなり、十月と暮には救急車のご厄介にもなりました。
しかし段々に老体であることの自覚が出てきて、気持ちが落ち着き、自分を取り戻しました。無理をせず、あせらず、あわてず、です。
つくづく私は自分以外の人々、それも全く自分の知らない方々のサポートの大きいことに気がつきました。それが今の私をどのくらい元気づけ励ましているかわかりません。調子に乗りすぎることは抑えてゆっくり今後もやってゆかうと思っています。
それで雑記張も久しぶりに書くことにしました。どうぞよろしく。
今年前半の個展や出版物のお知らせから始めます。
@柚木沙弥郎の世界
1月10日〜4月13日(木、金、土のみ開館)
岩立フォークテキスタイルミュージアム(tel:03-3718-2461)
当ミュージアム所蔵の柚木コレクション(染色、版画、ガラス絵、絵本など)
岩立さんと私の交友にかかわる私のコレクションなど
※mmgの益田祐作さんの編集した柚木沙弥郎作品集「夢みる手」の出版を記念して益田さんのトーク(3月12日)があります。これは同氏の版画についての広い経験に基づく知識と信念をきくことのできる又とないチャンスです。版画自身についての一般の無知を改めるでせう。
今度の岩立フォークテキスタイル展のスケジュールの中に含まれています。人員制限があります。
柚木沙弥郎 「版の仕事」 夢みる手
編集:益田祐作
出版:アーツアンドクラフツ
定価:6800円+税
A特別展
柚木沙弥郎の染布(produced by Craft Space わ)
銀座三越8Fギャラリー
4月17日(水)〜4月30日(火)
飾布、のれん、帯、広巾など、展示即売します。
長年の仕事の中から選んで今度制作した染布たちです。(日々の生活をライトアップしてくれるというタイトルがついています。)
B柚木沙弥郎「いのちの旗じるし」
世田谷美術館 2F展示室
5月2日(水)〜8月18日(日)
新作を含む染布
(既に発表した「夜の絵」と「雉女房」も展示すます。)
今、誰もがめいめいの「旗じるし」を鮮明に揚げて前進しなければならない気持ちだと思うのです。それは私にとっても、いのちはものを作ること、作ることは生きること というかけ声に他なりません。
その他の出版物と掲載雑誌
○絵本「雉女房」
絵:柚木沙弥郎 文:村山亜土
文化出版より2012年11月2日出版 定価:1700円+税
○コンフォルト 12月号 1800円
これはインテリアに関する雑誌であまり店頭では見かけませんが出版元にお問い合わせください。
インタビューを受けました。私が何をしているか比較的よく全体のことを紹介しています。
(株)建築資料研究社出版部 tel 03-3986-3239
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