2010年7月3日
孫の兄妹が今のうちに祖父母の古い家をみておきたいというので、興味シンシン新幹線に乗って出かけていった。
祖母(僕の義理の姉)の生家は、昔は広々した田園に囲まれた美しい村落に立っていたのだが、現在はまわり中、駐車場や今風な民家に変わり果てている。姉は大きな家に独りで元気に暮らしているから感心だ。ところで何と姉は二人に蔵につれて行って、祖先が使っていた輿を見せたさうだ。彼らは教科書やドラマでしか知らないそんな乗り物が現実にしまってあるので、仰天したらしい。ハハハ。
一方、玉島の僕の兄の家は現在は市が管理していて甥がそばに住んでいる。彼はわざわざやって来た二人に大サービスして玉島の地名の元だという二つのつるつるした玉石を出して来て見せたらしい。僕も子供のころ、天神祭だったか特別の日に床の間に飾ってあるのを見た記憶がある。町内の人はこの石のことをユノキのアンゴー玉と呼んでいるさうだ。アンゴーとはアンポンタン、アホーという意味だ。でも甥はそれを知っていたかどうか。ハハハ。
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